去年私が読んだ本の中で最も有益だった本が
高城剛さん著「高城式健康術55」です。
こちらの本は高城さんが今まで自らの体で試し成果の出ている健康法や
知識を55個に厳選して紹介している内容となっています。
現代ではネットでどんなことでも大体のことはすぐに調べられる便利な時代ではあります。
サプリメントとか健康法関係なんかも私自身ネットで調べたり、書籍を色々読んだりしてたので
どちらかと言えばそっち系は良く知っているほうだと自負していたのですが、
この本を読んでみたらもう目から鱗といいますか、自分の知らない情報がいかに多いかということを
思い知りました。それだけ為になったし、今すぐ実行したくなることも沢山書かれているので
誰にとっても是非ともおススメしたい1冊です。
AMAZONのレビューも物凄く、高評価の嵐となっています。
因みにこちらの「333ウルトラデトックス」でも同内容が書かれています。
ということで、今回はこの本の中で書かれている内容の一つとして
体内に蓄積されたマイコトキシン(カビ毒)をデトックスして除去する方法を書いてみたいと思います。
マイコトキシンすなわちカビ毒とは?
そもそもマイコトキシンてなに?ってことなんですが、
一言で言えば、体にとって大変有害な「カビ毒」のことです。
マイコトキシン(Mycotoxins,カビ毒,真菌毒)とは,カビの代謝生産物であって人間あるいは動物に何らかの疾病あるいは異常な生理作用を誘発する物質群をいう。抗生物質とは,主として微生物に対してその生育あるいは生存を阻害する物質群に対して名づけられ,抗生物質と同じようなカビの第2次生産物であるマイコトキシンは、主として微生物より高等な生物,具体的には家畜家禽や人間に急性あるいは慢性の障害をあたえる物質群について名づけられた総称と考えることもできる。
もちろん投与量の関係で抗生物質と呼ばれる物質でも高等動物に障害性を示すものは多いし,_特に医薬品として実用に供せられるまでの安全性試験の段階で動物に対する強い毒性のゆえにふるい落される抗生物質はさらにその数が多い。一方いわゆるマイコトキシンと呼ばれる物質でもその大部分は微生物に対する抗菌性を示し,その性質を利用してマイコトキシンの生物試験を行なう場合もある。
書籍によると、高温多湿な日本に住む日本人は相当な「カビ毒」に侵され
不調の原因とされてはいるものの、医者がそれを指摘することはまず無いそうです。
また「カビ毒」は普通のカビのように目に見えるものではなく、しかも熱に強く
500°以上でないと死滅しないものまであるようです。
「カビ毒」として認識されているものは、実に300種類以上報告されており
中でも「アフラトキシン」は発がん性が高いことで知られています。
「アフラトキシン」はピーナッツ、ピスタチオ、トウモロコシ、
ハト麦、豆類などに発生するようで
そのあたりの輸入物は赤道直下の海を輸送中に「カビ毒」に侵されるらしく
危険視するべき食物ということになりますね。
その他の「カビ毒」について
書籍で紹介されているカビ毒はほかにも「オクラトキシンA」、
「ステリグマトシスチン」というものがありました。
これらはどういうものかというと?
オクラトキシンA・・・穀類・ぶどうジュース・乳製品・スパイス・ワイン・輸入干しブドウ等から検出される。
毒性が強く、体内に溜まるとアルツハイマー病やパーキンソン病など神経変性疾患の発症に繋がる可能性がある。
最近記憶力が落ちてきたと感じているのは加齢のせいではなく長年ため込んだカビ毒が原因かもしれないとのこと。
ステリグマトシスチン・・・パン・チーズ・コーヒー豆・スパイス・大豆・ピスタチオ・穀物・トウモロコシから検出される。
胃腸管や肝臓の細胞にダメージを与え、肝臓がんや腎臓がんを引き起こす恐れがある。
その他にもエアコン・車両に潜むカビも同類で、カーテンの裏、
エアコンの送風口、水回りなどには
あっという間に繁殖しカビ毒を吐き出しているそうです。
日常生活で知らず知らずのうちに体内にため込まれている「カビ毒」、
それらを排出するための強力なデトックスツールというのが、
「クロレラ」であると高城さんは書籍で語られています。
クロレラの人間の体内での働き
クロレラの体内での働きとして、近年の研究ではデトックス効果の高さに世界中の先端医療の医師が注目しているらしく
米国オレゴン州立大学のライナス・ポーリング研究所が実施した研究によれば、先述した最も発がん性の高い部室の一つ
「アフラトキシン」の蓄積を防止する働きがあると発表、また、2010年の日本農芸化学会の大会では
「クロレラエキスのよるメチル水銀の吸収排出への影響」という研究結果が発表されており、
体内に溜まった重金属の排出にも効果が期待されているというのです。
ヤエヤマクロレラがおススメ!
クロレラといえばだれもが知る健康食品ですが、その中でも本誌で紹介されているのが
沖縄県石垣島産の「八重山クロレラ」です。
高城さんの影響からか、めっちゃめちゃ売れているそうです!!
石垣島産八重山クロレラは大変品質が高く、凝固剤や添加剤を使用していない唯一のクロレラです。
本誌の内容を引用させていただくと、
クロレラとは淡水で生育する直径2~10ミクロンの単細胞緑藻で
植物性タンパク質を50~60%含有しており
体内で作り出すことが出来ない必須アミノ酸9種類を全て含有していて、
あのNASAが宇宙食として検討していたほどだといわれています。
高城式健康術55より一部引用(一部省略)
ダイエットにもおススメ!!
話は戻って、知らないうちに体に溜まっていくこの「カビ毒」ですが、
これが溜まる場所というのがなんと、皆さんの大嫌いな「脂肪組織」なのです。
特に運動しても落ちにくいと言われる「脇腹」や「太腿」に溜まっていくようです。
高城さん曰く、自身の体内のカビ毒除去だけで、
運動をすることなくウエストを7cmも絞ることが出来たそうです。
これは男性よりも特に女性の方必見ではないでしょうか!?
今までどんな運動をしても落ちなかった部位の脂肪の原因が「カビ毒」だった…
それを除去することで無駄な贅肉を落とせるとくれば、もうやらないわけにはいきません。
グレートプレーンズ ベントナイトデトックスで効果倍増
カビ毒除去の効果を更に高める効果があるとして紹介されているのが
「グレートプレーンズ ベントナイトデトックス」です。
こちらはデトックス用のクレイ(泥)でほぼ無味、無臭です。
本誌の内容を引用させていただきますと
クレイは数百万年前の火山灰が堆積した粘土層から掘り起こし乾燥させ細かく砕いたもので
胃や腸にたまった重金属、カビ毒、油分などを強力な吸着力で結合させ排出させる作用がある。
ネイティブアメリカンやアボリジニなどの先住民族の間で薬や天然腸内解毒剤として重宝されていた。
高城式健康術55より一部引用(一部省略)
このベントナイトデトックスを毎朝大さじスプーン1杯とるのが適量のようです。
また、普段の水分補給を多めにすると効果がより高まります。
さらにプラスアルファとしてのサプリメント
さらに解毒作用を強力にサポートするサプリメントとして
「NAC」「グルタチオン」があります。
これらは個人的に調べたところ日本では入手が少々難しいようですが
同様に強力なデトックス作用があり、薬物中毒や金属中毒の解毒剤としても
利用されているようです。
(入手が難しい、というのもこれらは日本では医薬品扱いのようです)
まとめ
今すぐ手軽に始められるデトックスとして
「八重山クロレラ」と「ベントナイトデトックス」のセットは大変おススメできます。
体内の毒素(重金属、カビ等)の排除による健康維持だけでなく、
ダイエット、体系維持、と体のこと全てにプラスに働きますからね。
私も去年から始めましたが、体調も腸内環境もかなり調子が良いです。
それにしても、南米からのコーヒー豆にカビとか…もしかすると、
缶コーヒーやコンビニで手軽に飲めるコーヒーはカビの塊!?かもしれませんね。
高城さんも日本ではほぼ飲まないらしく「カビなしコーヒー」か
新鮮な豆の産地に出向いたときだけ飲んでいるそうです。
個人的にコーヒーは良く飲むのでちょっとショックでした。