今回はあの超天才発明家二コラテスラの死因ついて。
彼は「冠動脈血栓症」で亡くなったのではなく
実はナチス特殊部隊によって暗殺されていて、
大半の資料もナチスに奪われヒトラーの手に渡っていたということなのです。
その資料の中には「グラビティ・モーター」を搭載した円盤型航空機(UFO)の設計図もあり、
後にナチスが同型の「ヴリル」や「ハウニブー」を完成させていたことからも十分に合点がいきます。
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テスラがデザインした円盤型航空機
米空軍の監視下に置かれていたテスラ
オーストリア帝国(現クロアチア)からの移民であったテスラでしたが、
後にアメリカ国籍を取得しアメリカ国民となった後は愛国主義者であったようです。
戦中、平和を取り戻すことを最終目的としたテスラはアメリカを勝利に導くべく
様々な兵器を考案したのでした。
その中でも代表的な兵器が「デス・レイ」、
デス・レイとはその名の通り「殺人光線」であり、約360kmも先を飛ぶ敵機に
プラズマビームを照射し、跡形もなく無力化させるほどの能力を持ったものでした。
そんな超兵器に当時のアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトと副大統領も関心を示していたそうです。
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テスラが考案した「デス・レイ」の存在を認めたFBIの機密文書 こちらはテスラの死後73年後に公開されました
ほかにも雷光でドイツ軍機を打ち落とすシステム「テレフォース」を軍部に提案するなど
軍部の興味を惹いたことから、
ある時期からテスラは米空軍の監視下に置かれることとなったのです。
アメリカ参謀本部の特務機関OSSに自身の発明をプレゼンする約束を取り付ける
亡くなる前年の1942年末、テスラはアメリカ参謀本部の特務機関であるOSSに
電話をかけ、自信の発明をプレゼンする約束を取り付けるのでした。
ナチス打倒のために自分の発明を軍部に提言する機会を模索し続けていたようで
OSSとの接触は重要な足がかりになるはずでした。
※OSSとは?
Office of Strategic Servicesは、第二次世界大戦中の情報機関・特務機関であり、
アメリカ統合参謀本部の部局として戦線の敵側における
このときのテスラの発明リストには「デス・レイ」のほか
グラヴィティ・モーターを搭載した円盤型航空機、レーダー波を無力化する三角翼機
地殻変動を引き起こす地震発生装置など、
今でも最新鋭と呼ばれるようなテクノロジーを有する発明が連なっていました。
1943年1月6日プレゼン当日
1943年1月6日、OSSの将校2人が約束通りテスラの自室を訪れます。
1時間以上のミーティングでテスラはそれぞれの発明品について説明するのでした。
円盤型航空機は不可視化が可能なばかりか火星に到達し
時間旅行すら可能だと胸を張ったそうです。
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物体を不可視化する重力ジェネレーターの概念図
この時テスラは栄光に満ちた晩年を思い描いていたかもしれない…
しかし現実は違いました。テスラから書類を受け取った2人はなんと
彼を羽交い絞めにし枕を口元に押し付けたのです。
やがてテスラの心臓は鼓動を止め彼の最後の希望は霧散したのでした。
実はテスラが電話をかけた相手というのがOSS内部のナチス協力者であり
彼のもとに現れたのはナチス特殊部隊のオットー・スコルツェニーと
ラインハルト・ゲーレンだったのです。
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左がオットースコルツェニー、右がラインハルトゲーレン
一般にはテスラの死後、FBIが発明に関する設計図や特許関連書類を回収したとされていますが
実際には大半をスコルツェニーらが奪いヒトラーに献上したというのです。
ナチス崩壊後に一度は拘留されたもののスコルツェニーは生き延びてエジプトの軍事顧問や
イスラエルのモサドとして活動しました。
そして、彼は後年このテスラ暗殺の真相を明らかにしたのでした。
まとめ:アドルフヒトラーとテスラの関係
公には彼の数トンに及ぶ発明品や設計図はアメリカ軍とFBIが没収したとなっていますが、
ユーゴスラビアを経由してソ連にも渡った、とも言われております。
しかし、FBIが押収後は複製されたのち母国に返還されベオグラードのニコラ・テスラ博物館に保管され
2003年にはユネスコ記憶遺産に登録されています。
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右上に1943年とありますが、これがナチスが第二次大戦中に開発したUFOです
またナチスは「ヴリル」や「ハウニブー」という円盤型航空機を実際に完成させている事実からすると、スコルツェニーらのテスラ暗殺が本当だった可能性はあると思います。
しかし1943年初頭に奪われて同年にナチスがUFO飛ばしてるのは時系列的に矛盾しているので、ナチスはそれよりかなり前から開発していたということになります。
ナチスとテスラの間の関係を中心とした陰謀論は、多くの議論の的となっています。その中でも、テスラの「デス・レイ(死の光線)」や「フリーエネルギー」に関する研究にナチスが強い関心を示していたという説があります。この説によれば、ナチスはテスラのこれらの技術を戦争の道具として利用することを目論んでいたとされています。
ナチスの秘密工作員がテスラに接触し、彼の技術や発明を取得しようとしたとも言われています。
また、隠された地下壕でテスラとヒトラーが密会し、空飛ぶ円盤の動力源としてテスラの技術を利用する可能性について話し合ったという説も。
これについては、1930年代後半、バイエルン・アルプスの奥深くにある隠された地下壕で、2人の秘密の会談が行われたといわれています。戦争に役立つ先端技術を常に探し求めていたヒトラーは、テスラの革命的な発明、特に「死の光線」と「無線エネルギー伝送(フリーエネルギー)」の噂を耳にしていたのです。
会談の際、テスラは光線で小さな物体を分解する「死の光線」のミニチュア版を実演してみせました。その時ヒトラーは驚くと同時に恐怖を感じたという。ヒトラーはこのような兵器の可能性を見いだし、ナチスドイツの兵器として欲しがったのでした。
そこで2人は取引をします。
テスラは無限の資源と研究資金を提供してもらう代わりに、自分の技術の一部をナチスに提供すると。
しかしその後、自分の発明が悪人の手に渡れば壊滅的な打撃を与えかねないことを悟ったテスラは、心を入れ替えます。自分の設計に妨害工作を施し、ナチスがそれを使えないようにしたのです。
そんなこともあり、今回の内容とも繋がってくるわけですが…こういった説は確固たる証拠に基づいているわけではなく、多くの疑問点や反論も存在します。そのため、これらの話は興味深い都市伝説や陰謀論として語られることが多いのです。
それにしても、いまでこそUFOはあの形を想像出来ますが、あの当時翼のない空飛ぶ物体を誰が想像できたでしょうか?
テスラはそんなアイデアを宇宙からの啓示を受けて、自動書記によって得ていたといわれています。
それにしても1900年初頭って本当にとてつもない天才が多いですね。
ニコラ・テスラ、ジョン・フォン・ノイマン、アインシュタイン、
ラマヌジャン、アラン・チューリングetc…
尚、今回のネタ元は月刊ムー2020年12月号からでした。更に詳しい情報は是非本誌へ!