Philips SmartSleep ディープスリープヘッドバンド2(睡眠補助装置)を使って実感できたこと【レビュー】

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「フィリップス」といえば、髭剃りや電動歯ブラシなどで有名なメーカー。

そんなフィリップスから「ディープスリープヘッドバンド」なる新種の商品が発表されているのを知ったのはおよそ2年前。なにやら質の良い睡眠を補助してくれるらしいのだが、そんなもの本当に信用できるのか?

ずっと気になりながら2年が過ぎ、「ディープスリープヘッドバンド」が2となり、消耗品だったセンサーが一体化したり様々な機能が強化された模様。

最近睡眠不足が酷く、短い時間であっても寝た気分になりたかった私は、ついに!念願の「ディープスリープヘッドバンド2」に手を出してしまったのでした。

外箱。サイズはMとLがあり私はLを購入。値段が高いので購入に踏み切るのに勇気がいりました。

というわけで、今回は実際に「ディープスリープヘッドバンド2」を使ってみて実感した睡眠の質、使い心地などをレビューしてみたいと思います。

目次

フィリップス ディープスリープヘッドバンド2とは?

勘違いをされる方がいるかもしれませんが、このディープスリープヘッドバンド2は「睡眠補助装置」といっても、これを付けただけで単純に「いつもよりも長い時間よく眠れるようになる」という代物ではありません。

あくまで使用する人が深い眠りに入った時に補助的に、より深い眠りに導いてくれるものであるため、睡眠時間や質は使用する人に依存します。つまり、使用する人が不眠症で全然眠れないなどの睡眠障害を患っている場合は、これを付けて眠ろうとしてもなんの意味もない、というわけです。

ディープスリープヘッドバンド2の主な機能は、深い眠りに入った時に、睡眠ブーストという特殊な音を、おでこ部分にある骨伝導スピーカーから発生させて、より深い眠りに誘います。

これによって、睡眠時間がたとえ短くても睡眠の質を上げたことで、体の疲労が取れ、翌日のパフォーマンスにも悪影響を及ぼさなくなるというもの。

まさにこの商品のキャッチフレーズ「睡眠は長さから深さへ」です。

「これは即買いでしょ」“深い睡眠“をのばすサポートをするデバイスを堀江さんが激推し!

ということで、堀江貴文さんも絶賛です。

世界的な睡眠専門家が開発に参加

このディープスリープヘッドバンドは世界的権威のある睡眠医師や科学者が製品開発を行っています。

最初にお断りしておきますが、オカルトの類の商品ではございません。

SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドは、ハーバード大学医学部教授を始めとした睡眠領域における世界的な医師・科学者たちによる専門チームが10年間の基礎研究、4年間の製品化のプロセスを経て開発した医療とテクノロジーの融合です。


フィリップスは創業以来、世界的に有名な睡眠医師と科学者で構成されるサイエンス アドバイザリー ボードメンバーと緊密に製品開発を行っています。

PHILIPS ディープスリープヘッドバンド2 公式HPより

PHILIPS SmartSleep ディープスリープヘッドバンド2を初めて使ってみた結果

では、さっそく初日使ってみた結果と感想を正直に書きます。

まず、頭にバンドを装着して寝るってどうなんだ!?

これは多くの方が思われる不安要素ではないかと思います。

 

頭が気になって寝付けないんじゃないのか?

締め付けられる感じはしないのか?

 

・・・

 

私が初めて使ってみた率直な感想としましては、

「やっぱりヘッドバンドが気になる…」でした。

 

とにかく頭になんか付けてるっていうのが一晩中気になってしまい、

肝心な「良く寝た」という感覚がゼロに等しく、むしろつけていたせいで寝られなかった(笑)

 

これはもしかしたら失敗かもしれない…あんな高い金出したのに…

 

ちなみにこのディープスリープヘッドバンドにはスマホのアプリ(PHILIPS SleepMapper)と連携で、どれだけ深い眠りが出来たかなどの睡眠の質やサイクルのデータが本体からBluetoothを通じてスマホへデータが送られます。

※アプリはAppStore 、Google Playでダウンロード可能

その初日のデータがこちらです。

睡眠時間が短いのも悪いですが、睡眠のサイクルをみると半分くらい起きている状態になってしまっている

これは買って失敗だったんじゃないかと思わざるを得ない結果。

 

原因はヘッドバンド装着があまりにも気になってしまったためだと思います。

といいますのもメーカーサイトには以下のように書いてあります。

数日間はヘッドバンドに慣れるのにお時間がかかるケースがあります。特に初日は慣れないケースがございます。

PHILIPS ディープスリープヘッドバンド2 公式HPより

まだ初日ですからね。明日、明後日、1週間後とこれから結果が出てくることを期待して、

もう少し使用し続けてみることにしました。

 

また、メーカーの「ご購入の前にお読みください」には以下のことが書かれています。

PHILIPS ディープスリープヘッドバンド2 公式HPより

効果的に使用するにはここに書いてある項目すべてに該当していないといけないらしい。

私は睡眠状態はよくない方ですが、不眠症などの睡眠障害ではありませんし、眠れないからといって薬やアルコールも飲んでおらず、すべてに該当しています。

といいますか4つ目の「私は通常、夜中に目を覚ましません」てこんな人はまずいないw。そんな快適な睡眠生活を送れている人は、そもそもディープスリープヘッドバンド2なんて無縁なのでは?

2日目以降、徐々に効果が出始める

さて、2日目以降ですが、初日とは打って変わって自然と違和感が無くなっていきます。

睡眠時間は変わりませんが、日に日に深い眠りの時間が長くなっているのと「睡眠ブースト時間」が長くなっているのが確認できます。

1週間が経ち、もうヘッドバンドにも完全に慣れてきたのを実感しています。それとともに「深い睡眠」も「睡眠ブースト」の時間も初日とは比べ物にならないほどの良い結果が出てきています。

1週間以上が経ち、すっかりヘッドバンドをつけて寝ることが普通になってきました。まだまだ深い睡眠の時間が短いと思いますが、睡眠時間が短くても「睡眠ブースト」の時間が長ければ、なんだか体が楽になっているのかな?と思うことができますし、実際に実感もしています。

ヘッドバンドには慣れが必要

センサー部。おでこの骨伝導スピーカーと充電用USB端子部。

メーカーの注意書きにもあるように、確かにディープスリープヘッドバンド2にはある程度の慣れが必要でした。

これには個人差があると思いますが、私のような神経質な人だと最初はとっつきにくいかもしれません。

 

ですが、慣れてくると短い睡眠でも疲れが取れていることが実感できてきますし、

毎朝の睡眠状態のチェックをするという楽しみもできます。

 

ヘッドバンドは数日、私の経験上2~3日すると段々緩んできますので、装着する前でもした後でも大丈夫ですが、多少の調整が必要になります。

高城剛さんも時差ぼけ解消にSmartSleepを使用していた

たびたびこのブログで紹介している高城さんの本「高城式健康術55」でも、今回のPHILIPS SmartSleep ディープスリープヘッドバンドについて書かれています。

高城さん曰く、「初めの数日は起きた時に頭をいじられたように感じていたが、機内でうまく使うと時差ボケが大きく軽減できることがわかった」のだそう。
このディープスリープヘッドバンドとサプリメントの「メラトニン」 が最も強制的に時差ボケを解消して眠るのに役立っているようです。

ディープスリープヘッドバンドの関連YOUTUBE動画

PHILIPS SmartSleep関連のYOUTUBE動画です。どれも必見です。

ディープスリープヘッドバンドのその他の機能

その他の機能として

  • アラーム、スマートアラーム機能搭載4種類から選択可能
  • スリープサウンドを4種類から選択可能

デフォルトの目覚ましアラームが、「小鳥のさえずり」なのですが、これが個人的に凄くお気に入り。

iPhoneのアラーム音だと、結構初っ端からガツンと音が鳴るのでビックリするというか、煩くてちょっとイラっとすることもあるのですが、ディープスリープヘッドバンドの「小鳥のさえずり」の音は、その辺じんわりとボリュームが上がり、自然に聞こえてくる感じがして、とにかく目覚めの気分が良いんですよね。

お試し期間の2週間使用してみて

今ちょうど初めて使用してから2週間が経ちました。今ではすっかり慣れてヘッドバンドをして寝るのが普通になっています。

付け始めのころよりも明らかに体の調子が良くなったのを実感しているのですが、

具体的にどういうところかというと、夕方になっても体の疲れやだるさが以前よりやってこないのです。睡眠時間やサイクルは全く変えてないことから、やはりディープスリープヘッドバンド2の恩恵を受けているんだな~と実感しています。

値段はなかなか高価なものでしたが、今では買って良かったと思っています。

学生さんには無縁な代物かもしれませんが、睡眠にちょっとお悩みの30代~40代の社会人には救世主のような存在になるかもしれません。また時差ぼけ解消にも使えそうなので、海外によく行かれる方にも良いかもしれませんね。

 

ということで、今回はSmartSleep ディープスリープヘッドバンド2を使ってみた感想でした。

これからさらに睡眠の質が良くなることを期待して使っていこうと思います。

 

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