三和商工株式会社 WELD PRO SW-V02
先日三和商工株式会社のSW-V02を導入いたしました。
この溶接機の特徴はなんといっても、細かな部分や角部への溶接が
容易であることです。
もちろん通常の肉盛りも出来て、溶接棒も
0.1mm~2.0mmまで幅広く対応しています。
実は弊社ではまだ一度しか使用していないので
ほとんど分かっていませんが、これから使い心地などを
記事にしていきたいと考えています。
様々な用途で使用可能
三和商工さんのHPから抜粋させていただきます。
■バーティングライン部、衝撃の加わるスライドエッジ部。
■ピンゲート部、トンネルゲート部。
■エジェクターホールの修正や、薄いエッジ部。
■アルゴン溶接後のピンホールやヒケの修正。
■放電加工、窒化処理、タフトライド処理後の表面の肉盛。
アルミも溶接できます。
この溶接機を選んだ理由
以前から金型の修理で溶接をしなければならないことが
大変多かったのですが、
小さな角部であったり、 溶接するには難しいPL面であったりと
技術だけではなかなか賄えない(うまい人はできるんでしょうけど笑)ところが多々あり、
ヒケやピンホールに散々悩まされてきました。
レーザー溶接機を視野にいれていた時期もあったのですが、
コストがかかりすぎるし、
弊社ではそもそも設置場所を確保するのが難しかったわけです。
そこで色々と探した結果、三和商工さんのSW-V02に目がとまり、
一昨年のメカトロテック、
去年のJIMTOFで実際に実演と体験をさせていただいて、
弊社の使用目的と合致していたことから
購入させて頂く運びとなりました。
実はまだ置き場所が・・・
買ったのはいいのですが、
弊社とても狭いので、置き場所がいまだに定まっておりません。
(とりあえず小さいからどこかに置けるだろってノリで購入してしまっています)
これから確保していきますが、
それができたらがっつり使ってみて
詳細なレビューを書きたいと思っています。
一度使用してみた使用感と感想
熱は通常のTIG溶接に比べると全然でないですね。
一瞬で溶けるのですが、よほど長いこと同じヵ所を溶接しない限りは
ワークが持てないほど熱くはならないようです。
眩しさも、眩しいといえば眩しいですが、それほど強く光らない印象でした。
角部を溶接したときのヒケがほとんど出ないのは良いですね。
従来のTIG溶接とは、少しトーチをあてる角度が違うらしく、
コツをつかむにはなかなか時間がかかりそうな印象でした。
ということで、
来年辺りにレビュー記事を挙げたいと思います。
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