食品添加物としてお馴染みの乳化剤!特に危険な3つの添加物とは?

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諸外国が食品添加物を規制していく中、日本は時代を逆行するかのように食品添加物をどんどん認可しています。

食品添加物大国と言っても過言ではない日本なのですが、実は使われている添加物の中には危険性の高いものも含まれています。

そこで今回は食品によく使われている乳化剤の中から特に危険な3つの添加物について触れていきたいと思います。

目次

そもそも乳化剤とは?

乳化剤は即席麺やお惣菜はもちろん、お菓子やスイーツ、ドリンクに至るまで、本当にいろいろなものに使われています。

本来混ざり合わないはずの水と油を混合して均一に乳化させるために使われるもので、食感や風味の改善、分散作用、湿潤作用、浸透作用、起泡作用、消泡作用などをもたらします。

ただ、乳化剤と一口に言ってもいろいろなものがあり、その中には危険性の高いものも潜んでいるのです。

危険な添加物その1:ポリグリセリン脂肪酸エステル

乳化剤の中でも特に危険なものとしてまず挙げられるのが、ポリグリセリン脂肪酸エステルです。

ポリグリセリン脂肪酸エステルは遺伝子組み換え原料由来の添加物です。

遺伝子組み換えについてはさまざまな議論がなされていますが、遺伝子組み換え作物を食べることによって免疫系への異常や不妊などさまざまな健康被害が出るという報告もなされています。

また、恐ろしいことにポリグリセリン脂肪酸エステルは殺虫剤としても使われています。

害虫の気門を物理的に塞ぎ、窒息死させるタイプの殺虫剤として農業などでも使われています。

こういったものが当たり前のように、マーガリンやホイップクリーム、ショートニング、チョコレート、乳飲料など身近なものに使われているのです。

画像引用 太陽化学株式会社

危険な添加物その2:ポリソルベート80

ポリソルベートは糖アルコールであるソルビトール(ソルビット)を化学合成して作られる非イオン性界面活性剤のことです。

ポリソルベートは20、60、65、80と4つの種類があり、ポリソルベート80は4つの中でもっとも油に近い性質を持っています。

このポリソルベート80に関しても、動物実験により発がん性が疑われています。

また、卵巣毒性があるという話もあります。

実はアストラゼネカ製ワクチンにもポリソルベート80が含まれており、そのポリソルベート80が体内に残留し、不妊症になるリスクがあると言われています。

引用元:厚生労働省

油としての性質が強いポリソルベート80だからこそ、血液と溶解しにくい分、体内に残留し、卵巣に蓄積して不妊症になるリスクが指摘されているのです。

もともとポリソルベート 80 をラットに混餌投与した実験でラットの受精能と出生後 4 日間の新生児生存率に減少がみられたという研究がありますので、筋肉注射であるワクチンの危険性が叫ばれているのも当然と言えるでしょう。

こういった乳化剤がアイスクリームやドレッシングなどにも使われているのです。

ポリソルベートが乳化剤として使用されている食品
アイスクリーム類、クリーム類、ケチャップ、ココア及びチョコレート製品(焼菓子を除く。)、ココアシロップ、食塩、ショートニング、スープ、即席麺の添付 調味料、ソース、チョコレートペースト、チューインガム、デンプンを主成分とするデザー ト、、ドレッシング、非熟成チーズ、バター、非果実系トッピング(菓子及びパンの製造に用いるも。)

引用元:確かな食材 おいしい毎日 れんげ畑

危険な添加物その3:プロピレングリコール

そして、最後にご紹介するのがプロピレングリコールです。

プロピレングリコールは危険物第四類第三石油類に属しており、原料は石油です。

石油由来のものを口にしていると考えれば、それがどれだけ危険な行為なのかおわかりいただけるでしょう。

保湿作用や湿潤作用、静菌作用がある添加物として使われているのですが、プロピレングリコールの浸透性を高める働きによって有害物質まで細胞内に浸透させているのではないかという研究もあります。

また、最近では電子タバコが多く見られるようになりましたが、この電子タバコにもプロピレングリコールが主成分として使われています。

プロピレングリコールは加熱の過程でプロピレンオキサイドという発がん性物質に変わることから電子タバコの使用に警鐘を鳴らしている研究者もいます。

プロピレングリコールは生麺や餃子の皮、唐揚げ用の肉などにも使われており、調理の過程で加熱することを考えるととても危険性が高い添加物だと言えるでしょう。

食品添加物大国の日本だからこそ口にするものを吟味して

日本が食品添加物大国になってしまった理由はいろいろと考えられます。

おいしさや見栄え、利便性ばかりを気にする消費者、安全性よりも利益を優先する企業、食料自給率の低さを誤魔化し、他国の顔色ばかりうかがっている政府……正直なところ、ここまで来てしまうともう安全だった昔の頃には戻れないでしょう。

これからは自分自身で乳化剤をはじめとした食品添加物について理解を深め、口にするものを吟味していくしかありません。

間違っても「安全性が確認されているから使われている」などとは思わないことです。

すべてを疑ってかかるくらいの気持ちでいきましょう。

然し乍ら食品添加物の徹底排除は現実的ではない

しかし、食品添加物はすべて悪だ!と決めつけて徹底して排除しようとする考えは私は違うかなと考えております。

特に保存食であったり、品質(消費期限、賞味期限など)が長く保たれるのは食品添加物があるおかげですしね。

それにすべての食品添加物を避けてしまったら、この飽食の時代にも関わらず一人食糧難に陥ってしまいそうです(笑)。

栄養も偏ってしまうかもしれません。

 

もちろん上述したように食品添加物を疑ってかかるのはとても重要なことで、それを知ったうえでなるべく常日頃では避けるというスタンスが良いのかなと考えています。

 

食品添加物には発がん性などの病気が疑われるものが多いですが、それよりも砂糖、お酒、たばこ、ストレスなどのほうが余程病気の元になっているはずです。

 

私個人的には食品添加物は6~7割位避けていて、基本は自炊ですが、会食外食では遠慮なく

また、たまには自宅でも遠慮せず食べるといった感じにしています。

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