来年の2020年はじめにWindows7のサポートが終了してしまい、
セキュリティに問題が出てくることや、ちょうど増税前ということもあり、
各企業のWindowsPCの買い替えが進んでいるのではないでしょうか。
弊社も新しいワークステーションを購入したいところですが…
いまのところは未定です。。。
で、win10に変えたのは良いが、
CAD/CAMソフト等のプロテクト機器として使用されているUSBプロテクトキーが
なぜかPCに認識されず「デバイスマネージャー」を開くと、
「ほかのデバイス」として処理され、認識不可とされるケースが多々あるようです。
そこで、今回はそんなトラブルの解決法を書いてみたいと思います。
USBドングルがほかのデバイスとされ、認識されない
プロテクトのUSBキーをPCに挿すと、とりあえず画面右下に
「使用する準備ができました」とのメッセージが出て
あたかもこれでインストールされたかのようになるわけですが、
実際にソフトを動かそうとすると、
「プロテクトがありません」的なメッセージ(ソフトによって違う)が出て、
ソフトの起動が出来ません。
そこで、怪しいと思い次に覗くところが「デバイスマネージャー」かと思います。
デバイスマネージャーはキーボードの「Windowsマーク」とXを同時に押すと
画面左に項目が現れ、その中にデバイスマネージャーを見つけることが出来ます。
すると、PCにはうまく認識されておらず
「ほかのデバイス」という括りで処理されているのがわかると思います。
そこには!や?という記号が使われ、いかにも異常だとわかる表示…
ドライバの更新は無意味!
右クリックすると以下の項目が出てきます。
- ドライバーの更新
- デバイスを無効にする
- デバイスのアンインストール
- ハードウェア変更のスキャン
- プロパティ
実はHASPなどのプロテクト機器の場合、これらのどれをやっても無駄です。
どれだけやろうが結局ドライバーが見つからないの一点張り。。。
解決方法
では、どうすれば良いのか?ということで、早速解決方法にいきたいと思います。
その方法とは、
HASP、sentinel HASP、UltraProなどのドライバーをネットから探して
ダウンロード→インストールで、解決します。
サイトは色々あるのですが、ここがわかりやすくておススメです。
タレス(THALES)というホームページ
英語ページになってしまいますが、ページ右上から日本語に変更できます。
HASP、SentinelHASPのドライバをダウンロードしたい場合は画面ちょい右の上にある
サポート→ソフトウェア収益化→Sentinelドライバーとダウンロードの順で選んでください。
(下の図参照)
するとダウンロード項目がいくつも現れます。LINUXやMACなどもありますので注意して見ましょう。
その中から
Sentinel HASP LDK – Windows GUI Run-time Installerをクリックします。
次のダウンロード画面でClick Here to DownloadfileのDOW0003347をクリック。
するとエンドユーザーライセンス契約という画面が出るので下までスクロールして「同意します」をクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロード出来たら、HASPUserSetupをダブルクリックし「実行」をクリックしてインストールします。
あとはインストールの流れに沿っていけばOKです。なお、インストールの際はUSBキーはPCから外しておきましょう。
これで、「ほかのデバイス」の項目がなくなり、
すべてUSB(ユニバーサルシリアルバスコントローラー)のほうに
認識されているはずです。このあと一旦PCの再起動を行うことで正常にHASPが認識されます。
これでCAD/CAMソフトも無事に認識するようになります。
実は、これは私の自宅のPCでの実際のトラブルですので
同じ経験をされる方は少なからずいるのではないでしょうか。
win10のPC(ワークステーション)に買い替えたはいいけど
ソフトが動かない!!
それはおそらくUSBキーが認識されていない、ということと
それの解決方法についてを今回書いてみました。
では、まとめといきます。
まとめ
こんなところです。
またPC関連で何かトラブることがあれば
これからも記事にしていきたいと思っています。