金型の種類は以外に多くのものがありますが、
弊社ではプラスチックの製品を大量生産するための
射出成形金型を製作しています。
目次
プラスチック射出成形金型とは?
現在多くの家電、自動車、日用品などさまざまなものに樹脂製品が使用されています。
近年特にコストダウンの面からも製品のプラスチック化が
日々進みつつある状況です。
車の内装でも、エコカーブームも相まって
ここ10年ほどでかなりプラスチックが使われる頻度が増えました。
ではその製品が出来る過程である射出成形とは?ですが、
溶かしたプラスチック材料(樹脂)を金型へ射出注入、
充填させて冷却、型が開き製品が押し出されていくというものです。
金型をそもそもどういう機械で樹脂を流して成形するのか?
金型を取り付ける機械とは射出成形機という機械です。
射出成形機は金型を取り付ける型締部分と
プラスチックを充填する射出部分から構成されています。
成形機の主な役割は、金型を取り付け(型締め)
樹脂を流し、冷やして固めたあと、製品を取り出すという一連の動作を
自動で行える機械です。
簡単ではありますが、一連の順序はこうです。
- クランピング Clamping 型締め
- インジェクション Injection プラスチック樹脂の充填
- クーリング Cooling 冷却
- エジェクション Ejection 製品の取り出し
射出成形の分かりやすい動画
射出成形の分かりやすい動画を調べてみましたので
載せていきます。
なかなか日本の動画がないものですね・・・
良い成形品を取り出すためにはあらゆる条件が必要です
樹脂の種類であったり、金型の仕様によってさまざまな
取り出し方法があり、また成形条件というものも良品を取り出す際に
必要不可欠なものです。
それは温度や射出速度等などの細かな設定であり、条件次第で
品質に差が出てしまいます。
そのため生産者の技術や品質の管理が必要となります。
今回はここまで。
次回は金型の仕様などについて書いていこうと思います。