チャタリングとは?

チャタリングというのは、マウスが誤作動を起こしてワンクリックしたはずが
ダブルクリックになってしまう現象のことをいいます。
原因としては以下のことが挙げられています。
- 静電気
- 温度変化
- 電池の劣化
- 内部の故障
温度変化に関しては、特に寒くなると起こりやすくなるそうです。
さて、そのチャタリングの直し方にはどんな方法があるのでしょうか?
空クリックを何度かやってみる
まずは、マウスに繋がってるケーブルを全部抜いて、空クリック(ボタンをカチカチするやつ)を10〜20回くらいやってみてください。
これだけで直ることが意外と多いです。
でも、これで一時的に直っても、またすぐに調子が悪くなることもけっこうあります。
だましだまし使い続ける感じになっちゃうパターンも多いですね。
ひどい場合だと、5〜10分で元通りにチャタリングが発生するなんてことも…。
そうなると、思い切って使うのをやめたほうがいいかもしれません。
でも、ここで「もう無理だ」と諦めるなら、この記事を読んでる意味がなくなっちゃいますよね。
ということで!
今回は、僕が実際に試してうまくいった“別の直し方”をご紹介します。
まずやってほしいのは――
チャタリングが出てるマウスを、しばらく放置しておくことです。
マウスは何日か放置しておくのがオススメです。
早ければ1日でも効果があるかもしれませんし、2〜3日置いた方が確実なこともあります。
「使わない」といっても、ただ置いておくだけじゃ意味がないので注意。
有線マウスならUSBケーブルをちゃんと抜く、無線マウスなら電池を外しておきましょう。
で、しばらく時間を置いたあとに再接続してみてください。
不思議なことに、あれだけ調子悪かったのに普通に直ってることがあります。
前と同じように快適に使えるようになるんです。
こうやって直った場合、原因はたぶん「滞留電気(たまりっぱなしの静電気)」が悪さしてたパターンです。
逆に、マウス内部の機械的な故障だった場合は、さすがに放置しても直りません。
今回は「静電気がたまってたせいで調子が悪くなってた」ケースに効く対処法ですが、
実際のところ、チャタリングの原因ってこのパターンが結構多いんじゃないかと思います。
チャタリングキャンセラ
ちなみに「チャタリングキャンセラ」っていうフリーソフトもあります。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/chattecancel/
これは、異常に速いダブルクリックを自動でシングルクリックに修正してくれるという便利ツールです。
実際に使ってみたこともあるんですが――
正直、僕の環境ではまったく効果がありませんでした。
しかも、クリックの感覚が微妙に変わってしまって、なんか気持ち悪い…。
結局、すぐにアンインストールしちゃいました。
【まとめ】マウスのチャタリング、まずはこれを試してみよう!
- ケーブルを全部抜いて、空クリックを10〜20回
⇒ これだけで一時的に直ることもある。でも再発する可能性は高め。 - 放置する!できれば1〜3日くらい
⇒ 有線ならUSBを抜き、無線なら電池を外すのがポイント。
時間をおいてから再接続すると、なぜか普通に直ってることも! - 原因は「滞留電気」のことが多い
⇒ 機械的な故障じゃなく、たまった電気が悪さしてるだけなら放置で改善するケースあり。 - 「チャタリングキャンセラ」というフリーソフトもあるけど…
⇒ 試してみたけど、自分には合わなかった。違和感もあって即アンインストール。
💡結論
マウスがチャタリングを起こしたら、まずは慌てずに「放置」してみるのが一番手軽で効果的!
静電気が原因なら、これだけで見事復活するかもしれませんよ。