一昨年、昨年と米中貿易戦争による景気悪化に加え
昨年の消費増税による更なる景気悪化により製造業は軒並み不景気で
売上半減している企業も少なくないのだとか。
そこに追い打ちをかけるように今回のコロナショックで
今後下半期の景気がさらに不透明なものになってしまっている状況です。
いつ終息かはいまだに推測できておらず、夏の終息も厳しいのではないかとの
専門家の意見も散見されます。
ウイルスに関しては個人で予防する以外にどうすることもできないのが
困ったところです。そこで今回はそんな新型コロナウイルスの生息期間や
インフルエンザ同様に高温多湿に弱いのか?について書いてみたいと思います。
新型コロナウイルスは高温多湿に弱いの?
インフルエンザウイルスは高温多湿に弱い(ウイルスの感染能力が弱まる)との
専門的意見があるように東南アジアなどの地域では比較的影響が少ないということが
分かっています。
では今回の新型コロナウイルス(covid-19)も同様に高温多湿には弱いのでしょうか?
あるヤフーニュースのヤフコメにこんな書き込みを見つけました。
ああそうなのか、コロナは高温多湿に弱いのか~と思い
試しにグーグルで検索してみると、意外なことにそうでもないことがわかりました。
研究チームは、インフルエンザの場合は高温多湿の環境でウイルスの感染力が弱まるとみられているが、新型コロナは感染が起こり得ると指摘している。日本では銭湯の全国団体である全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会がホームページで、発熱やせきなどの症状がある人は銭湯の利用を控えるよう呼び掛けている。
集団感染が起きたとみられる公衆浴場は、シャワー、サウナ、水泳プールがある。室内の温度は25度から41度、湿度は60%程度。
「起こり得る」という表現をしているあたり、
若干は高温多湿だと活動が弱まるのかも?と推測してしまいますが
欧州疾病予防管理センターによればやはり高温多湿でもウイルスの活動は弱まらないようです。
[ブリュッセル 25日 ロイター] – 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は25日、新型コロナウイルス感染拡大が夏に終息する公算は小さいとの見通しを示した。研究結果によると、シンガポールのような高温多湿の熱帯地方でも、ウイルスの活動が弱まらないという。
逆に米マサチューセッツ工科大学の研究では高温多湿ではコロナウイルスの活動は弱まるとの結果。
米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループは、「世界の感染の90%が平均気温3〜17℃で発生している」という中間報告を発表した。平均気温が18℃、1㎥あたりの湿度が9グラム以上の高温多湿地域では、発生率が6%未満にとどまっているという。
このほかには太陽光でコロナウイルスは不活性化するという記事も!
ブライアン氏は、「温度と湿度にも同様の作用が見られた。温度または湿度、あるいはその両方の上昇は、一般的にウイルスにとって好ましくない」と説明した。
実験は国立生物兵器分析対策センター(NBACC)で実施。ブライアン氏が示した実験結果をまとめたスライドによると、ウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度20%の無孔質の表面で18時間だった。無孔質の表面には、ドアノブやステンレス製品の表面などが含まれる。
しかし、湿度が80%に上昇すると、半減期は6時間に減少し、これに太陽光が加わると、わずか2分にまで減少した。
また、新型ウイルスが空気中に漂うエーロゾルの状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%で1時間だった。これに太陽光が加わると、1分半にまで減少した。
以上の検索結果によると、おそらくですが、
高温多湿だとウイルスの活動は大なり小なり弱まるということなのかなと個人的には思いました。
だからといって夏に終息してくれるとは限りませんがね。。。
COVID-19は人体外でどれくらい生き続けるのか?
コロナウイルスを予防するにあたって、ウイルスの人体外の生息時間がわかれば
より予防しやすいというものです。
国家保険機構がニューイングランドジャーナルオブメディスン誌で
「コロナウイルスは人体外で何時間生き続けるのか」についての最新のデータを記事にしました。
何時間コロナウイルスは人体外で生き続けるのか?
気になるその内容ですが、
- ウイルスは人体外で3時間生き続ける
- 段ボール上でも1時間生きる
- プラスチック、金属上では3日も生きる
以上のことがわかったようです。
結果的にマスクだけではとても予防できないことがわかりますね。
予防を徹底するには手洗い、うがいに加えてアルコール消毒が必要のようです。
それら詳しい予防対策についての有益な動画を発見しましたのでご紹介したいと思います。
またBBCのHPにも同様の情報が載っています。
CDCや世界保健機関(WHO)といった保健当局は、手を洗うこと、よく触るものの表面を毎日清掃し、消毒することがCOVID-19の感染拡大を防ぐ最大の手段だと強調している。
ちなみにこの新型コロナウイルスはCOVID-19と表されていますが、
人体に悪影響を及ぼすコロナウイルスの正式名称は
SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)というそうです。
そのほかMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)というのもあります。
皆さんご存知サーズとマーズですね。
テレビなどのメディアではまず言いませんがこれらは人工的に作られたウイルスだということが分かっています。
が、そこについてはまた機会があれば。。。
予防対策のまとめ
究極的には外出しない!というのが万全な予防対策なのですが、だれもがそうはいきません。
人間食べていかなければ生きていけないですし、働かないわけにもいきませんよね。
テレワークが可能な企業ならまだ良いですが、それが可能な企業が決して多くないのが現状です。
ウイルスが人体外で生きられる時間が思った以上に長いということで
安易に人が集まる場所に行けない、電車に乗るのも躊躇ってしまうのも頷けます。
そのドアノブに!?吊革に!?エレベーターのボタンに!?エスカレーターの手すりに!?
感染は十分にあり得ます。
人込みを避けるほかにも自ら潔癖症になる努力も必要かもしれませんね!
予防対策もマスクをしたくらいでは決して予防にはならないことがわかると思います。
まずは外出したらうがい、手洗いという基本的な予防をすることですね。
アルコール消毒が効果的ということもあり、徹底するならやるべきだと思います。
一日も早い終息を迎えるには、
国民一人一人の予防するという意識にかかっています。
今年の大型連休は寂しいことになると思いますが、暇だと思われる方は今から家で出来る趣味などの楽しみを
一つか二つ見つけておくと良いでしょう!