数年前にAMAZONで購入し、仕事で使っていたリューターが、最近になって電源の入りが不安定になり、使えるときと使えないときが出てくるようになってしまいました。原因を調べてみると、内部のカーボンブラシがすり減っていて、片側だけ当たっていたりいなかったりという状態になっているようでした。それ以外にも電源の線がむき出しで切れかかっていたり、ところどころ割れが出てきていたりして…..
そろそろ買い替え時かなと思い、ネットで「ドリルチャック式のリューター」を探してみたのですが……
これが、どこにも見つからないんです。ドリルチャック式のものが。
見つかるのは決まって「コレット式」ばかり。しかも、工具を軸に取り付けるにはその都度コレットを交換する必要があり、さらに対応しているのもφ3.2mm程度までと制限があるものばかりなんです。
ほんの数年前までは、AMAZONでもドリルチャック式のリューターが3,000円台~5,000円台で普通に手に入ったんです。ところが気づけば、今では「コレット式」と呼ばれる、小径のビットしか掴めないタイプばかりになってしまいました……。
ドリルチャック式のリューターを2つ発見!!
弊社の現場では、φ6までしっかり掴めるリューターでないと仕事にならないため、どうしてもドリルチャック式でなければ困るのです。
それでも諦めず、粘り強く探し続けた結果――
ようやく見つけることができました。
それが、こちらです。
日本精密機械工作株式会社の【リューター L-JK型 精密ハンドグラインダー L-JK】
早速購入してみました。


耐久性に関してはまったくわかりません。値段も36000円位と、まあまあいい値段ですので壊れずに何年も使いたいですね。
このリューターのスペックを貼り付けさせていただきます。
【特長】
●回転数22,000のの小型グラインダーです。
●砥石、カッターなどの研削用。
●ドリルチャックはφ0.5~6.0の掴み能力があります。
●パワーに対して大幅な軽量化を実現しました。(ジュニア型と比較)
●フットスイッチFS-12が使えます。
【仕様】
●無負担回転数:22,000(min)
●最大トルク:5.88 N・cm
●重量:670g
ちなみにドリルチャック式のリューターをもう一個見つけました。
【東京オートマック】というメーカーのHCT-30Sという型番のものです。
こちらはチャックが着脱式になっていて、お値段もなかなかお高めです。
このリューターはレビュー評価も高く、調べてみると昔から信頼されてきたメーカーの製品のようです。実際、弊社にもこのメーカーの旧型番が掲載された古いカタログが残っていました。
というわけで
無事にドリルチャック式のリューターを確保できてホッとしています。
でも……新しいリューターが届いてから、今のリューターがなぜか調子良く動くんですよね。
こういうの、工具あるあるですよね(笑)。
せっかく長年使ってきたリューターですので、完全に動かなくなるまでは、もうしばらく現役で頑張ってもらおうと思っています。。
同じようにドリルチャック式のリューターを探している方の参考になれば幸いです。
今回はそんな話でした。