先日DMG MORIのDMU50のクーラントを全入れ替えしました。
せっかくの全入れ替えなので、最近DMG MORIが取り扱いだしたFUCHSのクーラントを試してみようと思い、DMQPより「ECOCOOL 3000-DMJ」のペール缶を1つ購入してみることにしました。
注文後は即発送していただけたので大変助かりました!
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クーラントをECOCOOL 3000-DMJに交換
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お値段は気持ち高め?の\22,800+消費税です。
3000-DMJは鉱物油ベースにしたマイクロエマルションタイプ水溶性金属加工油で、ECOCOOL 2000-DMJよりも潤滑性・消泡性を強化して高い汎用性があります。
といわれつつも私は厳密には良くわかっていないので、まぁとりあえず2000より3000の方が良いみたいだからこれを選んどけば間違いないだろうというノリで今回3000-DMJを購入してみました。
3000は非鉄金属に最適とありまして、アルミニウム切削後の変色にも大変強いそうです。当然鉄にも最適であり、オールマイティに使用できるクーラントのようです。
というわけで早速使ってみます。
DMU50に使ってみた
DMU50はバケツ約8杯ほどで最適な量になるので早くて良いです。
早速加工に使用してみたところ、3000-DMJは乳白色でも少し透明感のある感じでサラサラしています。
使ってみてまず気付いたのが、泡がとても細かいということ。
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加工中の写真をとってみました。
泡がとても細かく、なんていうか微炭酸みたいなイメージですね。ブクブクした感じにならず、じわ~~っと細かい泡が出ては消えていくみたいな。
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それにしても新しいクーラントはいつ見ても良いですね。なんだか機械が新品になったような・・・そこまではないか。
においは独特です。クーラントのメーカーや種類によってにおいが様々ですが、この3000-DMJもまた独特なにおいがします。ちなみに良いにおいではありません。
まとめ
ECOCOOL 3000-DMJはワーク取り出し後もべたつかず、サラサラしているのでふき取りしやすいですし、放置しておいても変色もしなさそうな感じですね。
切削性も特に今までと違いが出てるわけではないと思いますが、大変良好でした。
ただ、においが独特でこれが苦手な人はいるかもしれません。
というわけで、今後しばらくはこのECOCOOL 3000-DMJを使っていきたいと思います。