不良と対策について– category –
-
不良と対策について
ウェルドラインは金型で消せる?ゲート位置と外観品質の難しい関係
成形品の表面に、うっすらと一本の線。傷かと思って指で触ってみても、はっきりした段差はない。それなのに、光にかざすと妙に目立つ。 射出成形で悩まされる外観不良の一つが、この「ウェルドライン」です。 「この線、金型で消せませんか?」 金型を製作... -
不良と対策について
成形品の「ヒケ」は金型でどこまで対策できる?肉厚とリブ設計の考え方
成形品を正面から見ると、特に問題はなさそう。ところが、少し傾けて光を当てると、表面にうっすらとへこみが見える。 裏返すと、その場所には補強用のリブやネジを取り付けるボスがある。 射出成形では、こうした「ヒケ」が外観上の問題になることがあり... -
不良と対策について
金型修理で新品同様に戻せる部分と、完全には戻せない部分
金型は、壊れたらすべて作り直しというものではありません。 摩耗した部品を交換したり、傷んだ部分を加工し直したりすることで、再び安定した生産に使える場合があります。金型を作る私たちにとっても、修理は大切な仕事のひとつです。 ただ、「修理すれ... -
不良と対策について
成形条件の問題と思われていた不良が、実は金型原因だった事例
「圧力を少し下げてみましょうか」「冷却時間を延ばせば、落ち着くかもしれませんね」 射出成形で不良が出たとき、まず成形条件を見直すのは自然な流れです。温度、圧力、射出速度、冷却時間。調整できる項目が多く、条件変更で改善する不良もあります。 ... -
不良と対策について
忙しい金型屋ほど、学ぶ時間が必要な理由|今日の勉強が明日の手間を減らす
金型の仕事をしていると、一日があっという間に終わります。 加工の段取りをして、図面を確認して、組み付けて、気になるところを調整する。その間に電話が鳴り、見積もりの依頼が届く。「今日は少し余裕がありそうだ」と思った朝の自分に、夕方には事情聴... -
不良と対策について
金型から水漏れする原因|Oリング・ニップル・冷却穴の点検ポイント
射出成形の現場で、できれば出会いたくないトラブルの一つが「金型からの水漏れ」です。 成形機の周辺に水たまりができているだけなら、まだ原因を探しやすいほうです。厄介なのは、金型の内部で水が漏れているケース。製品に水滴が付いたり、キャビティが... -
不良と対策について
エジェクタピンの跡が目立つ原因と、設計段階でできる対策
射出成形品を金型から取り出すために欠かせないのが、エジェクタピンです。 ところが、無事に製品を取り出してくれる頼もしい存在である一方、条件が悪いと製品表面に丸い跡や白化、へこみ、場合によっては突き出しによる変形まで残してしまいます。 「製... -
不良と対策について
金型のスライド部分からバリが出る原因|摩耗・かじり・位置ズレへの対処法
射出成形を続けていると、ある日突然、製品の横穴やアンダーカット付近にバリが出始めることがあります。 「昨日までは問題なかったのに、なぜ今日になって?」 こういうときに疑われやすいのが、金型のスライド部分です。 スライドは、金型の開閉方向だけ... -
不良と対策について
成形品の反りはなぜ起きる?肉厚・冷却・ゲート位置と金型構造の関係
「図面では平らなのに、成形したら端が浮いている」 「金型から出した直後はよさそうだったのに、しばらく置いたら曲がってきた」 「反りを直そうと条件を変えたら、今度はヒケが出てきた」 射出成形に携わっていると、こうした場面に頭を抱えることがあり... -
不良と対策について
射出成形金型の寿命を延ばすメンテナンス方法|摩耗しやすい箇所も解説
射出成形金型は、金属でできています。 金属と聞くと、なんとなく「かなり頑丈そう」「少しくらい放っておいても平気そう」と思ってしまいますが、残念ながら金型も不死身ではありません。 何万回、何十万回と型を開閉し、高温の樹脂を勢いよく流し込み、... -
不良と対策について
金型修理と新作、どちらを選ぶべき?費用・納期・寿命から判断するポイント
「この金型、修理すればまだ使えますか?」 金型屋をしていると、かなりの頻度で聞かれる質問です。 そして、この質問が来るたびに少し困ります。 なぜなら、たいていの金型は直そうと思えば直せるからです。 摩耗した部分を肉盛りし、傷んだ入れ子を作り... -
不良と対策について
射出成形品の白化はなぜ起きる?離型不良・抜き勾配・形状の改善方法
射出成形品を金型から取り出したとき、製品の角やリブ、エジェクタピンの周辺などが部分的に白くなっていることがあります。 黒色や濃い色の製品では特に目立ちやすく、「金型に入る前は黒かったのに、なぜ出てきたら白くなっているのか」と不思議に感じる...
