「この部品ジオメトリでこのタイプの保存作業を行うことができません」の対処法 Solidworks

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滅多にないことだと思いますが、なにかしらのエラーで稀にParasolidで保存しようとするとこのようなメッセージが出て保存できないことがあります。

 

この部品ジオメトリでこのタイプの保存作業を行うことはできません。ファイルは保存されませんでした。(The file could not be saved because the part’s geometry is not valid for this type of save operation.)

もし、このようなメッセージが出て保存できない場合は、以下の方法を試すことで保存できる場合があります。

  • 違うファイル名でParasolid形式で保存してみる
  • Parasolidの保存の際にオプションでParasolidのバージョンを変えてみる
目次

保存ファイル名を英文字に変えてみる

違うファイル名にする場合に、例えば、製品の名前を日本語で保存される場合が多いかもしれませんが、そこを日本語ではなく、アルファベットの英文字で保存するとうまくいくことがあります。

私が実際に試してみたところ、「製品の名前の可動ベース」で保存しているファイルを同名でParasolidとして保存すると上記のメッセージが出て保存することができなかったのですが、アルファベット1文字で「A」という名前で改めて保存してみると、Parasolidとして保存することができました。(英文字複数でもOKでした)

日本語の別名での保存も試してみることにしましたが、なぜか日本語ではうまくいきませんでした。

「ああああああ」など日本語ではparasolidで保存できず。英文字だとうまくいく何かがあるようです

Parasolidのバージョンを変えてみる

かなり前の3DEXPERIENCEというSolidworksのフォーラム?という掲示板的なところに書いてあったのですが、parasolidのバージョンを変えてみると良いようです。私はこれは色々試してみましたが、保存できるバージョンを特定することはできませんでした。

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ちなみにparasolidのバージョンはこちら👇で設定できます。

赤丸がオプション部分

parasolidのバージョンは8.0~33.0まであり、33.0がデフォルトになっていると思います。

まとめ

  • 保存名を英文字にするとなぜかうまくいく
  • Parasolidのバージョンを変更してみる

滅多に出たことがない今回のメッセージですが、

このメッセージが出たのは、会社のPCではなく、家で使用しているほうでした。

家で使用するPCと会社のとでは使っているソフトがかなり違いますので、もしかしたらソフト間の競合、あるいはレジストリが原因になっているのかもしれません。

 

また、なぜか「特定のファイル」でのみ、今回のメッセージが出ることを確認していて、自宅のPCですべてのファイルがParasolidで保存できないわけではないようです。

 

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