弊社の5軸マシニングセンタ、
DMG森精機DMU50の扉の窓に大きくヒビが入ってしまいました。
なんか今年事故多すぎ。。。
マシニングセンタの窓が割れる!?
割れた(ヒビが入った)結果がこちら
ヒビが入ってしまった原因は工具破損
ある時8mmのドリル加工を割り出し5軸加工で穴あけをしていたときでした。
穴あけの条件は安全で正しいプログラムでしたが、
深穴加工の途中で折れてしまい、その折れたドリルが前の扉に「バシっ!!!」と当たってしまったのです。
ほんの一瞬の出来事でしたが、たかだか8mmのドリル如きで見事に窓に大きなヒビが出来てしまいました。
窓のガラス(アクリル板)の交換費用は〇〇万!!
早速販売店様のほうから見積もりをとっていただいたところ・・・
60万以上の費用がかかることが判明!
これは保険使わないと無理ってことで、リース会社のほうに保険の申請をすることにしました。
1週間ほどで手続きが終わり、無事に保険が全額下りることとなりました。
DMU50の窓がちょっと薄いのも問題?
8mmのドリルが折れたのが当たったくらいでこの破損・・・
16mmだったら突き破っているでしょうか?まあそこはわかりませんが
ちょっと脆いかな~と思います。ていうか思ったよりも脆かった。。。
同じDMG森精機のNVX5080と窓の厚みを比べると、
NVXは10mm以上あるのに対し、DMU50は7~8mmほどしかないように見えます。
窓に少しでもヒビが入ったり、強い衝撃が加わると一気に窓全体の強度が下がるので要注意
これは取説にも書いてあることですが、こうしたヒビが入るなどの破損があった、もしくは
大きな衝撃が加わった場合には、窓の強度を著しく下げてしまうようです。
こうなってしまった場合は、次に同じような衝撃が加わった場合に突き破ったり
場合によっては大事故、機械の使用が続行不可能などの恐れがあるため、
速やかにサービスセンターへ連絡して、交換の手続きをとらなければいけません。
それにしても今年は色々ありすぎる・・・
マシニングセンタをぶつけるとか、破損とかなぜか今年は色々ありました。
今回の件の修理は、部品がドイツかららしく、交換時期が3か月ほど先になるそうで、
下手したら来年かもしれません。(保険だけ先に下りてしまった・・・)
今の状態でも全然機械は使用できるので、色々と注意しながらやっていきたいと思います。
2021年2月無事に修理完了しました。👇