- 2023年5月1日
金型の3プレート構造について 固定側の動作を世界一分かり易く解説【ピンポイントゲート】
金型の3プレート構造というのは、主に「ピンポイントゲート」を用いるときに利用する構造です。 ピンポイントゲートの詳しい解説についてはこちらからお願いします。 金型には固定側、可動側とで分かれておりまして、今回の3プレートというのは固定側のほうのお話になります。 というわけで、今回は3プレート構造の固 […]
金型の3プレート構造というのは、主に「ピンポイントゲート」を用いるときに利用する構造です。 ピンポイントゲートの詳しい解説についてはこちらからお願いします。 金型には固定側、可動側とで分かれておりまして、今回の3プレートというのは固定側のほうのお話になります。 というわけで、今回は3プレート構造の固 […]
「ピンゲートに捨て板を設置する例」 非常に小さな製品を直接ピンゲートで入れてしまうと、樹脂が入り過ぎて成形がうまくいかない可能性があります。 小さな製品とは、どの程度の大きさかというと、例えば大体直径10mm~18mm位、高さが10mm~18mm位の指でつまめる程度の大きさのものです。 1個取りや2 […]
た今回は射出成型金型の製品部分の入れ子をどう分けて設計していくべきか?についてです。 モールドベースにも製品部を一部切削することもあれば、 すべてを入れ子仕様にしたりと、 製品によってさまざまな設計方法があるかと思いますが、 今回はコア入れ子を作成する際に、「一体」ですべてを作らずに、 […]
ゲート部から製品部にかけて出るPL面のバリってありますよね。 そういったバリはゲート部が細いせいで金型が樹脂圧により開いてPL面にバリが出る、と考えられるとし、 「ゲートを太くすれば解決する」と思われがちですが、 果たして本当にそういうことなのでしょうか? ということで、 今回はゲート部に出るPL面 […]
金型の基本的な構造として、可動ベース下から取付板にかけてサポートピン(サポートピラー)をかますことがあります。 これがあったりなかったりする金型がありますが、サポートピンが必要な金型というのは一般にどのような場合なのか?最適な長さはどの程度なのか?について今回は簡単ではありますが書いてみます。 可動 […]
今回はスライド構造でのアンギュラピンの角度について。アンギュラピンはスライドを案内するためについているわけですが、同じような角度だからといってスライドの角度とアンギュラピンの角度を同じにしてしまうわけにはいきません。なぜ同じだとだめなのか?ってことも含めてスライドとアンギュラピンの角度の関係について […]
たまに細長いコアピンを使わなければいけない製品にも出くわします。 そんな長いピンでもきちんと冷却を通さないと膨張して形状が崩れて寸法が出なくなったり カシリがでたりとまともな製品にならない事態になります。 今回はそんな細長いコアピンの冷却方法について、例を一つ書こうと思います。 円筒形状の冷却方法 […]
以前皿ビス形状の穴のある製品の金型を製作したときのことです。 皿ビス穴のピンピンになった部分の穴寸法が+0.1~0.2大きくなってしまうのです。 因みに皿ビスってこういうネジ👇その名の通り頭がお皿(お椀?)形状になったネジのこと。 リンク その時の製品を限りなくシンプルにしてみたモデ […]
樹脂のネジ製品は真円度を見ると意外と四方八方に 大きかったり小さかったりと、なかなか寸法的に安定しない部類です。 そんな中今回は楕円になりやすいネジ製品の例を挙げてみたいと思います。 楕円に注意したいネジ製品の形状とは? 真円度が安定しないネジ製品の例として、 肉厚が均一でないものが挙げられます。 […]
ネジ付きのモーター抜き製品と言えば、金型メーカーがやりたがらない仕事の一つです。 理由としてはまず金型構造が複雑になり加工工程が増える、 金型が完成した後も樹脂の種類や肉厚の関係などから真円が出ない、 寸法は公差内なのにネジゲージの入り具合が微妙など、なにかと微調整に時間がかかる ところなどが理由と […]